失恋した話①

前の記事が鬱々しすぎてて草生えますね。凪です。
このブログの存在を完全に忘れていました。丁度長い文が書きたい気分だったので、また更新していきます。

今年わたしにとって人生最大の出来事が起こりました。わたしの周りの人は耳にタコができるくらい聞いているでしょう、そう、失恋です。

個人的な恋愛話をブログに綴るのは品がないのではと迷いましたが、Twitterでクソほど書きまくってるしどうにでもな〜れ☆って感じで開き直りました。既に終わったことだし、気持ちの整理にもなるから他人に見られてもいいかな、と。

出会い
彼との出会いはお恥ずかしながらTwitterです。丁度前のブログ記事を投稿していた頃に知り合いました。きっかけは気分ドン底鬱状態のわたしが本垢とは別の愚痴垢を作ったことです。知り合いも誰もいないまっさらなアカウントを作り、あえて人をフォローせず好きなbotだけを大量にフォローし、そこで人生への絶望やバイト先の愚痴、過去の憎い人間への恨み辛みを好き放題綴っていました。この時は人生の中で一番メンがヘラっていたので、この時の陰湿ぶりだけは誰にも負ける自信がありません(は?)。

その時、後に彼氏となるM(仮名)がフォローしてきました。ADHD傾向があり、家庭環境と人間関係がきっかけで双極性障害を患い、表向き明るく優しく剽軽なキャラを演じながら、根は皮肉屋で悲観主義で自殺願望に囚われてる可哀想な男。それがMでした。後々聞いた話によると「女の子なのに捻くれてて毒舌で面白いから、好奇心でフォローした」との事。

フォローされてすぐにお互い意気投合し、一ヶ月した後なんと彼も新しいアカウントをつくり、わたしだけをフォローしてきたのです。冷静に考えればこの時点で距離感が近すぎて異常な感じがするのですが、自己肯定感の低いわたしはそれに気付かず「やった〜わたし専属の囲いができたぞ〜☆」くらいにしか思っていませんでした。馬鹿か。

わたしと彼はそこから毎日空リプでやりとりしてました。人生への恨み辛み、生きづらさ、仕事や人間関係の愚痴、生い立ち、家庭環境の不幸、人生観、信念、趣味の話などなど…
この時の彼は信じられないほど優しく、わたしが心のどこかで誰かに言って欲しいと望んでいる事を的確に声かけしてくれていました。凪さんは悪くないよ、周りが悪いんだよ。そういう奴の方が馬鹿なんだよ。凪さんの気持ちは分かるよ、俺もそうだったから…

この時のわたしは彼に全く関心がありませんでした。やたら下手にヘコヘコしてきてなんか胡散臭い。本垢で気持ち悪い下ネタばっかり呟いててウザい。下心ありそうでキモい。躁鬱病患ってるとか終わってんじゃん。わたしと他の人に対する態度が違う。パチンコとタバコやってるとか人間のクズじゃん。……今のわたしよりこの時のわたしの方が冷静に彼の異常性を見抜けていました。

心のどこかで見下しながらも、わたしの愚痴や意見を尊重(してくれるフリ)をしてくれる彼の存在が、どこか心地よいと感じていました。何故ならわたしの人生でそこまでわたしを肯定してくれる人はいなかったのですから。

長いので続きます